銘柄分析公開

鈴木(6785)銘柄分析|高配当株スコアシート【コネクタ向け精密金型・プレス。増収増益で配当は7年で約10倍】

鈴木(6785)銘柄分析|高配当株スコアシート【コネクタ向け精密金型・プレス。増収増益で配当は7年で約10倍】

鈴木(長野県)は、電子部品のコネクタなどに使う超精密な金型を原点に、金型・プレス・めっき・成形・組立までを自社で一貫して行う部品メーカーです。2026年6月期の売上高は404億円(前期比21.4%増)、営業利益は55.6億円(同29.5%増)と、2期続けて大きく伸びました。

配当は、2019年6月期の11円から2026年6月期の105円まで、7年で約10倍になりました。この記事では、成長の中身と、配当方針(DOE4.0%または配当性向50%を目安)、そして電子部品の景気や顧客の集中というリスクを整理します。なお、株主優待は2024年6月末の贈呈をもって廃止されています。

6785東証プライム電気機器決算 6月

鈴木

高配当株スコアシート|2026年6月期の決算まで反映

株価(2026/10/16 終値)

3,395円

+70(+2.10%) 時価総額 489億円

配当利回り(予)

3.30%

1株配当 112円(2027年6月期 会社予想)

PER(予)

13.00倍

過去10年 約5.4〜12.5倍

PBR(実)

1.53倍

過去10年 約0.5〜1.5倍

MIX係数(PER×PBR)

19.9

22.5以下が割安の目安 とは?

配当性向(予)

42.9%

2027年6月期 会社予想(当サイト算出)

ROE(予)

11.76%

予想EPS ÷ 直近BPS

営業利益率(前期)

13.8%

2026年6月期

自己資本比率

66.4%

2026年6月期

配当の記録

4期連続増配

10年の減配 1回・今期も増配予想

INVEST NOTE 独自スコア

A74/100

スコアの計算方法
配当力12割安度15財務20収益力14安定性13
  • 配当力12
  • 割安度15
  • 財務20
  • 収益力14
  • 安定性13

100株あたりの目安

必要な資金
約340,000円
年間の配当(税引前)
11,200円
配当の権利確定月
6月・12月
配当シミュレーションへ

株主優待

株主優待制度はありません(配当で還元する方針)。

データ: IR BANK・株探・Yahoo!ファイナンス(取得 2026/10/17、株価は毎営業日更新)。PER・配当利回りは会社予想、PBR は直近の決算の BPS で計算。

鈴木はどんな会社?【事業内容】

会社の説明では、金型の設計・製造から、プレス加工、検査、納品までを自社で行う一貫生産が強みです。完成した金型は0.001ミリ以下の精度をうたい、国内のほぼすべてのコネクタメーカー向けに部品を生産している、と会社は説明しています。複数の部品や工程を1つの金型でまとめる「複合プレス」で、コストを下げる提案もしています。

金型・部品の事業に加えて、ディスペンサーやリフロー炉などの表面実装関連機器、生産の自動化につながるカスタム機器、医療関連の事業も手がけています。自社で金型の技術を持っているため、部品、装置、医療機器の組立へと用途を広げやすいと見ることができます。

ひと目でわかる強みと注意点

ここが強み

  • 金型からプレス、めっき、成形、組立まで一貫生産し、国内のほぼすべてのコネクタメーカー向けに部品を供給している
  • 2026年6月期の売上高が前期比21.4%増、営業利益が29.5%増と成長が続き、営業利益率が13.75%まで上がった
  • 自己資本比率が66.4%と高く、配当がDOE4.0%または配当性向50%を目安に、7年で約10倍になった

ここに注意

  • 電子部品・半導体関連の需要に左右され、2019年6月期のように営業利益が減った年がある
  • コネクタ業界への顧客の集中と、海外拠点の為替・地政学の影響を受けやすい
  • 株主優待は2024年6月末の贈呈で廃止された。配当は大きく増えたが、2019年6月期には減配した年もある

10年の推移チャート

株価と1株配当・PER1株配当(円)・左PER(倍)・右
0501001500510152017/06 1株配当: 11円2018/06 1株配当: 13円2019/06 1株配当: 11円2020/06 1株配当: 11円2021/06 1株配当: 20円2022/06 1株配当: 20円2023/06 1株配当: 30円2024/06 1株配当: 46円2025/06 1株配当: 85円2026/06 1株配当: 105円今期予 1株配当: 112円(予想)2017/06 PER: 9.79倍2018/06 PER: 9.98倍2019/06 PER: 10.30倍2020/06 PER: 8.30倍2021/06 PER: 6.85倍2022/06 PER: 5.39倍2023/06 PER: 6.92倍2024/06 PER: 8.95倍2025/06 PER: 9.16倍2026/06 PER: 12.47倍今期予 PER: 13.00倍'17/06'19/06'21/06'23/06'25/06今期予

株価は各決算期末の終値(分割調整済み)。最後の列は今期の会社予想と現在の株価。

数値データを見る
年度1株配当(円)PER(倍)
2017/06119.79
2018/06139.98
2019/061110.30
2020/06118.30
2021/06206.85
2022/06205.39
2023/06306.92
2024/06468.95
2025/06859.16
2026/0610512.47
今期予112予13.00
株価の推移株価(円)・左
01,0002,0003,0004,0002017/06 株価: 724円2018/06 株価: 921円2019/06 株価: 642円2020/06 株価: 714円2021/06 株価: 976円2022/06 株価: 783円2023/06 株価: 942円2024/06 株価: 1,415円2025/06 株価: 1,763円2026/06 株価: 3,255円今期予 株価: 3,395円(予想)'17/06'19/06'21/06'23/06'25/06今期予
数値データを見る
年度株価(円)
2017/06724
2018/06921
2019/06642
2020/06714
2021/06976
2022/06783
2023/06942
2024/061,415
2025/061,763
2026/063,255
今期予3,395予
配当性向・配当利回り配当性向(%)・左配当利回り(%)・右
020406002462017/06 配当性向: 14.90%2018/06 配当性向: 14.10%2019/06 配当性向: 17.60%2020/06 配当性向: 12.80%2021/06 配当性向: 14.00%2022/06 配当性向: 13.80%2023/06 配当性向: 22.00%2024/06 配当性向: 29.10%2025/06 配当性向: 44.20%2026/06 配当性向: 40.20%2017/06 配当利回り: 1.52%2018/06 配当利回り: 1.41%2019/06 配当利回り: 1.71%2020/06 配当利回り: 1.54%2021/06 配当利回り: 2.05%2022/06 配当利回り: 2.55%2023/06 配当利回り: 3.18%2024/06 配当利回り: 3.25%2025/06 配当利回り: 4.82%2026/06 配当利回り: 3.23%'18/06'20/06'22/06'24/06'26/06

配当利回りは各決算期末の株価で計算。

数値データを見る
年度配当性向(%)配当利回り(%)
2017/0614.901.52
2018/0614.101.41
2019/0617.601.71
2020/0612.801.54
2021/0614.002.05
2022/0613.802.55
2023/0622.003.18
2024/0629.103.25
2025/0644.204.82
2026/0640.203.23
EPS・営業利益率・ROEEPS(円)・左営業利益率(%)・右ROE(%)・右
01002003000510152017/06 EPS: 73.98円2018/06 EPS: 92.27円2019/06 EPS: 62.36円2020/06 EPS: 85.98円2021/06 EPS: 142円2022/06 EPS: 145円2023/06 EPS: 136円2024/06 EPS: 158円2025/06 EPS: 192円2026/06 EPS: 261円2017/06 営業利益率: 7.28%2018/06 営業利益率: 8.09%2019/06 営業利益率: 6.46%2020/06 営業利益率: 6.17%2021/06 営業利益率: 9.47%2022/06 営業利益率: 11.34%2023/06 営業利益率: 11.95%2024/06 営業利益率: 12.15%2025/06 営業利益率: 12.88%2026/06 営業利益率: 13.75%2017/06 ROE: 7.08%2018/06 ROE: 7.48%2019/06 ROE: 5.51%2020/06 ROE: 7.22%2021/06 ROE: 10.68%2022/06 ROE: 9.86%2023/06 ROE: 8.54%2024/06 ROE: 8.99%2025/06 ROE: 10.25%2026/06 ROE: 11.76%'18/06'20/06'22/06'24/06'26/06
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年度EPS(円)営業利益率(%)ROE(%)
2017/0673.987.287.08
2018/0692.278.097.48
2019/0662.366.465.51
2020/0685.986.177.22
2021/061429.4710.68
2022/0614511.349.86
2023/0613611.958.54
2024/0615812.158.99
2025/0619212.8810.25
2026/0626113.7511.76
売上高・営業利益売上高(円)・左営業利益(円)・左
0200億400億600億2017/06 売上高: 237億円2018/06 売上高: 271億円2019/06 売上高: 266億円2020/06 売上高: 281億円2021/06 売上高: 327億円2022/06 売上高: 261億円2023/06 売上高: 264億円2024/06 売上高: 277億円2025/06 売上高: 333億円2026/06 売上高: 404億円2017/06 営業利益: 17.3億円2018/06 営業利益: 21.9億円2019/06 営業利益: 17.1億円2020/06 営業利益: 17.3億円2021/06 営業利益: 31.0億円2022/06 営業利益: 29.6億円2023/06 営業利益: 31.5億円2024/06 営業利益: 33.7億円2025/06 営業利益: 42.9億円2026/06 営業利益: 55.6億円'18/06'20/06'22/06'24/06'26/06
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年度売上高(円)営業利益(円)
2017/06237億円17.3億円
2018/06271億円21.9億円
2019/06266億円17.1億円
2020/06281億円17.3億円
2021/06327億円31.0億円
2022/06261億円29.6億円
2023/06264億円31.5億円
2024/06277億円33.7億円
2025/06333億円42.9億円
2026/06404億円55.6億円
BPS・自己資本比率BPS(円)・左自己資本比率(%)・右
01,0002,0003,0000204060802017/06 BPS: 1,045円2018/06 BPS: 1,093円2019/06 BPS: 1,131円2020/06 BPS: 1,190円2021/06 BPS: 1,334円2022/06 BPS: 1,474円2023/06 BPS: 1,598円2024/06 BPS: 1,758円2025/06 BPS: 1,876円2026/06 BPS: 2,221円2017/06 自己資本比率: 65.70%2018/06 自己資本比率: 66.20%2019/06 自己資本比率: 66.30%2020/06 自己資本比率: 69.10%2021/06 自己資本比率: 66.70%2022/06 自己資本比率: 65.70%2023/06 自己資本比率: 66.60%2024/06 自己資本比率: 68.00%2025/06 自己資本比率: 67.70%2026/06 自己資本比率: 66.40%'18/06'20/06'22/06'24/06'26/06
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年度BPS(円)自己資本比率(%)
2017/061,04565.70
2018/061,09366.20
2019/061,13166.30
2020/061,19069.10
2021/061,33466.70
2022/061,47465.70
2023/061,59866.60
2024/061,75868.00
2025/061,87667.70
2026/062,22166.40
キャッシュフロー営業CF(円)・左投資CF(円)・左フリーCF(円)・左
-50億050億100億2017/06 営業CF: 19.8億円2018/06 営業CF: 24.4億円2019/06 営業CF: 35.3億円2020/06 営業CF: 23.4億円2021/06 営業CF: 48.3億円2022/06 営業CF: 41.2億円2023/06 営業CF: 38.8億円2024/06 営業CF: 54.5億円2025/06 営業CF: 55.0億円2026/06 営業CF: 69.1億円2017/06 投資CF: -17.5億円2018/06 投資CF: -31.2億円2019/06 投資CF: -41.3億円2020/06 投資CF: -15.5億円2021/06 投資CF: -32.1億円2022/06 投資CF: -39.5億円2023/06 投資CF: -29.8億円2024/06 投資CF: -24.8億円2025/06 投資CF: -30.9億円2026/06 投資CF: -34.4億円2017/06 フリーCF: 2.2億円2018/06 フリーCF: -6.9億円2019/06 フリーCF: -6.0億円2020/06 フリーCF: 7.9億円2021/06 フリーCF: 16.2億円2022/06 フリーCF: 1.7億円2023/06 フリーCF: 8.9億円2024/06 フリーCF: 29.7億円2025/06 フリーCF: 24.1億円2026/06 フリーCF: 34.7億円'18/06'20/06'22/06'24/06'26/06
数値データを見る
年度営業CF(円)投資CF(円)フリーCF(円)
2017/0619.8億円-17.5億円2.2億円
2018/0624.4億円-31.2億円-6.9億円
2019/0635.3億円-41.3億円-6.0億円
2020/0623.4億円-15.5億円7.9億円
2021/0648.3億円-32.1億円16.2億円
2022/0641.2億円-39.5億円1.7億円
2023/0638.8億円-29.8億円8.9億円
2024/0654.5億円-24.8億円29.7億円
2025/0655.0億円-30.9億円24.1億円
2026/0669.1億円-34.4億円34.7億円

出典: IR BANK(決算短信・有価証券報告書のデータ)・Yahoo!ファイナンス。配当は分割を調整した値。

鈴木(6785)の総合評価

業績・財務・キャッシュフロー

売上高は、2016年6月期の231億円から2026年6月期の404億円まで、10年で約1.75倍になりました。営業利益は14億円から56億円へ約4倍で、営業利益率も6.22%から13.75%まで上がっています。とくに直近の2年は、2025年6月期が売上高20.2%増・営業利益27.4%増、2026年6月期が売上高21.4%増・営業利益29.5%増と、高い伸びが続きました。

2027年6月期の会社予想は、売上高431.5億円(6.7%増)、営業利益60.3億円(8.5%増)、純利益39.8億円(6.2%増)で、伸びのペースは落ち着く見通しです。1株当たり利益(EPS)は2026年6月期で261.13円でした。

財務は健全です。自己資本比率は66.4%と高く、営業キャッシュフローは69億円、フリーキャッシュフロー(自由に使えるお金)は35億円で、現金同等物は71億円です。ROE(自己資本利益率=株主のお金でどれだけ稼いだか)は11.76%で、10年前の1.4%から大きく改善しました。ただし、フリーキャッシュフローが小さい年もあり(2018年6月期と2019年6月期はマイナス)、設備投資の負担には注意が必要です。

割安性(PER・PBR・MIX係数)

株価の倍率(PER=利益の何年分か、PBR=純資産の何倍か)は毎日変わるので、今の値は記事上部のスコアシートを参照してください。過去10年の年度末株価で見ると、PERは5.4倍から12.5倍(2016年6月期は利益が小さく38.7倍で、例外です)、PBRは0.53倍から1.47倍の範囲でした。

2026年6月期のPBRはこの範囲の上限である1.47倍(10年間で最も高い水準)で、利益の成長が株価に織り込まれてきたことがうかがえます。以前は0.5倍台から0.9倍台のPBRが続いていた時期が長く、ROEが10%に届かない時期の評価が反映されていたと見られます。

今の株価が過去の幅のどこにあるかは、スコアシートで見比べてください。2027年6月期の純利益39.8億円の予想からみると、EPSは2026年6月期の261.13円を上回る見込みです。この予想が実現するかどうかが、倍率の見え方を左右します。

配当・株主還元

1株当たり配当は、2020年6月期の11円から、2021年6月期の20円、2023年6月期の30円(うち記念配当5円)、2024年6月期の46円、2025年6月期の85円、2026年6月期の105円へと、段階的に増えました。2023年から2026年まで4期連続の増配で、2020年6月期以降は7期続けて減配がありません(2019年6月期に13円から11円へ下げた年があります)。2027年6月期の会社予想は112円(中間56円・期末56円)です。

配当方針は、業績に応じた安定配当を基本とし、株主資本配当率(DOE=配当の総額が純資産の何%か)4.0%または配当性向50%を目安にするものです。2026年6月期の実績は、DOEが5.1%、配当性向が40.2%でした。つまり、目安のうちDOEを上回っていて、利益の成長にあわせて、増配が続きやすい仕組みです。

2025年6月期からは、原則として年2回(中間・期末)の配当になりました。株主優待は、2023年5月15日の取締役会で廃止が決議され、2024年6月30日時点の株主への贈呈(200株以上・継続保有1年以上で、1,500円または2,500円相当の地元名産のお菓子詰め合わせ)をもって終了しています。公平な利益還元の観点から配当に集約する、というのが会社の説明です。

株主還元方針(会社の発表から)

業績に応じた安定配当を基本に、DOE(株主資本配当率)4.0%または配当性向50%を目安に配当を実施します。2025年6月期から、原則として年2回(中間・期末)の配当です(会社の株主還元ページ)。

注意点・リスク

最も大きいのは、電子部品や半導体関連装置の需要の波です。コネクタ向けが主力のため、スマートフォン、車載、産業機器などの需要が弱くなると、受注が減る可能性があります。過去にも2019年6月期に営業利益が22億円から17億円に減った年があります。

次に、顧客が電子部品業界に集中していることです。会社は、国内のほぼすべてのコネクタメーカー向けに生産していると説明しており、業界全体の動きの影響を受けやすい構造です。海外拠点(中国、香港、インドネシアなど)を持つため、為替や地政学の影響も受けます。

また、売上と利益が短期間で大きく伸びた分、その水準を維持できるかを確かめる必要があります。2027年6月期の予想は伸びが落ち着く形で、設備投資の回収や人手の確保が課題になりえます。有価証券報告書の「事業等のリスク」も、あわせて読んでください。

同業他社との比較

銘柄配当利回りPERPBRROE自己資本比率スコア
鈴木(6785)3.30%13.0倍1.53倍11.8%66.4%A 74
ヒロセ電機(6806)2.12%22.9倍2.12倍9.3%87.7%C 49
山一電機(6941)1.92%15.6倍3.46倍22.1%73.6%B 54

PER・配当利回りは会社予想、ROE は予想 EPS ÷ 直近 BPS(サイトに記事のない銘柄は直近の実績)。スコアは記事のある銘柄だけ。同業のごく一部との比較です。

配当シミュレーション

計算するには JavaScript を有効にしてください。

初期値の増配率は過去5年の1株配当の伸び(年率10%、上限10%)。過去10年に1回の減配があります。税金(約20%)は引いた手取りで計算し、株価は変わらないものとします。将来の配当を約束するものではありません。

決算でチェックしたいポイント

  1. 次の決算(2026年11月10日予定)で、2027年6月期の売上高431.5億円・営業利益60.3億円の予想が維持されるか
  2. 電子部品・半導体関連の受注の動きと、営業利益率13.75%が保てるか
  3. 年112円(中間56円)の配当予想と、DOE4.0%または配当性向50%の目安に沿った配当の水準

次の決算発表予定: 2026年11月10日(株探より)

鈴木のよくある質問

Q鈴木は株主優待をやっていますか?
A

いいえ。2023年5月に廃止が決まり、2024年6月30日時点の株主への贈呈をもって終了しています。以前は、200株以上・継続保有1年以上の株主に、地元名産のお菓子詰め合わせを贈っていました。今は配当による還元が中心です。

Q増配は何期続いていますか?
A

2023年6月期から2026年6月期まで、4期連続で増配しています(2023年6月期の30円には記念配当5円を含みます)。減配がない期間は、2020年6月期から7期です。2027年6月期の会社予想は112円です。

Q配当の方針は?
A

業績に応じた安定配当を基本とし、DOE4.0%または配当性向50%を目安にしています。2026年6月期の実績は、DOE5.1%、配当性向40.2%でした。2025年6月期から年2回配当になりました。

Qどんな事業ですか?
A

超精密な金型を原点に、プレス、めっき、成形、組立までを一貫して行う部品メーカーです。コネクタ向けの部品が中心で、表面実装関連機器や、医療関連の事業も手がけています。

くろこの視点

くろこには、鈴木は「技術の強みが数字に出てきた小型株」に見えます。一貫生産と超精密な加工で、コネクタという細かい部品の分野で信頼を築き、売上高と営業利益が10年で大きく伸びました。ROEが1.4%から11.76%まで上がったことは、成長の質が改善した証拠と見ることができます。

配当も、利益にあわせて11円から105円へ増え、DOEや配当性向の目安が明確に示されています。一方で、2019年6月期の減配のように、業界の景気が悪化すれば配当が下がった過去もあります。電子部品の需要の波は、今後も最大のリスクです。2027年6月期の予想は伸びが落ち着くため、成長の持続力を確かめたい局面です。

株主優待は廃止されていて、還元は配当が中心です。優待を目当てにする場合は、対象外になっている点に注意してください。この記事は情報整理を目的としたもので、投資を勧めるものではありません。最終的な判断はご自身でお願いします。

出典・参考資料

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